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「青森を観光したいけど、車がなくても大丈夫?」そんな方におすすめなのが、公共交通機関だけで巡れる1泊2日モデルコースです。
新青森駅を起点に、世界遺産の三内丸山遺跡やねぶた文化、名物グルメ「のっけ丼」、さらには八甲田ロープウェーや奥入瀬渓流、十和田湖まで効率よくアクセス可能。
車がなくても青森の歴史・文化・自然・温泉をまるごと体験できるおすすめプランをご紹介します。
モデルコース工程表
1日目 | 新青森駅 → 三内丸山遺跡 → 青森市内観光(ねぶたの家 ワ・ラッセ、青森魚菜センターののっけ丼 など)→ 八甲田温泉 or 青森市内泊 |
2日目 | 八甲田ロープウェー → 奥入瀬渓流(バス利用)→ 十和田湖 → 新青森駅 |
モデルコース 1日目(青森市内観光+温泉)
【10:00】新青森駅到着 → 市内へ移動

東北新幹線の玄関口・新青森駅に到着したら、いよいよ青森旅のスタート。
駅構内には観光案内所やレンタサイクルもあり安心。市内中心部まではバスや電車で約10分。
観光バス「ねぶたん号」やJRバスを使えば主要スポットを効率よく回れます。
駅ナカでお土産やコーヒーも楽しめます。
- 所要時間:約10分(新青森駅~青森駅)
- アクセス:JR奥羽本線・青森市営バス・JRバス
- 観光案内:駅構内「観光案内所」あり
【10:30】三内丸山遺跡見学

約5,500年前に栄えた縄文時代の大規模集落跡。
竪穴住居や大型建物が復元され、内部に入ると縄文人の暮らしをリアルに体感できます。
展示施設「縄文時遊館」では出土した土器や装飾品を間近で鑑賞。
広大な敷地は四季折々の自然が彩り、散策もおすすめ。日本を代表する縄文遺跡です。
- 入場料:一般410円、高大生200円、中学生以下無料
- 開館時間:9:00~17:00(季節変動あり)
- アクセス:新青森駅からバスで約15分
【12:30】青森魚菜センターで「のっけ丼」ランチ

市民の台所として親しまれる市場で人気なのが「のっけ丼」。
まずはご飯を購入し、各店を回りながらマグロやイクラ、ホタテなど新鮮な具材をトッピング。
自分だけのオリジナル海鮮丼が完成します。
市場の活気を感じながら楽しむ食体験は青森ならでは。観光客にも地元客にも人気です。
- 料金:のっけ丼チケット 1,500円~
- 営業時間:7:00~16:00(火曜定休)
- アクセス:青森駅から徒歩約5分
【14:00】ねぶたの家 ワ・ラッセ(青森の文化体験)
夏の風物詩「青森ねぶた祭」を一年中体感できる施設。
巨大なねぶたが並ぶ展示ホールは圧巻。
跳人(ハネト)体験や祭り囃子の演奏など、参加型で楽しめるのも魅力です。
館内演出によって祭り本番の臨場感も再現。青森文化を学び、体感できる必見スポットです。
- 入館料:一般620円、高校生460円、小中学生260円
- 開館時間:9:00~19:00(5~8月)、9:00~18:00(9~4月)
- アクセス:青森駅から徒歩約1分
【15:30】A-FACTORYでお土産&カフェ休憩
青森駅すぐの観光物産施設。
ガラス張りのおしゃれな建物には、県産りんごを使ったシードル工房や特産品ショップが揃います。
青森りんごを使ったスイーツやソフトクリームは大人気。
旅の合間に休憩しながらお土産探しも楽しめる便利な立地です。
- 入場料:無料
- 営業時間:9:00~20:00(店舗により異なる)
- アクセス:青森駅から徒歩すぐ
【17:00】バスで八甲田温泉エリアへ移動
市内観光を終えたら、バスで八甲田山麓の温泉地へ。
移動時間は約1時間、四季折々の自然を車窓から眺められます。
新緑や紅葉、雪景色と、移動自体が観光気分。
全国的に有名な温泉が揃うエリアなので、ここからは癒しの時間を堪能できます。
- 所要時間:約1時間(青森駅~八甲田温泉方面)
- 運行:JRバス東北「みずうみ号」など
- 料金:約1,200円
【18:30】八甲田温泉 or 酸ヶ湯温泉 宿泊
八甲田エリアには全国的に名高い温泉が点在。
乳白色の湯で有名な「酸ヶ湯温泉」は秘湯感たっぷり。
自然に囲まれた「八甲田温泉」では露天風呂で森林浴気分を満喫できます。
温泉と郷土料理を楽しめる宿泊は、青森旅を締めくくる特別なひとときです。
- 宿泊料金:1泊2食付 10,000円~20,000円
- チェックイン:15:00前後/チェックアウト:10:00頃
- アクセス:JRバスで青森駅から約1時間
モデルコース 2日目(自然満喫ルート)
【08:30】八甲田ロープウェーで山頂へ(絶景散策)
八甲田山を一望できるロープウェーで標高1,300mの山頂へ。
片道約10分で四季折々の絶景が楽しめます。
新緑・紅葉・樹氷など、季節ごとに全く違う景色が広がり、トレッキングも可能。
天気が良ければ津軽平野から下北半島まで望める雄大な眺めです。
- 料金:往復2,000円、片道1,250円(大人)
- 運行時間:9:00~16:20(冬は15:40まで、天候で運休あり)
- アクセス:JRバス「八甲田ロープウェー駅前」下車すぐ
【10:30】JRバスで奥入瀬渓流へ(石ヶ戸付近散策)
日本を代表する景勝地・奥入瀬渓流。
特に石ヶ戸周辺は遊歩道が整備され、初心者でも安心して散策できます。
透き通る水流、苔むした岩、数々の滝が織りなす自然美はまさに癒し。
紅葉シーズンは特に人気で、車なしでもアクセスしやすいスポットです。
- 入場料:無料
- 散策時間:30分~1時間程度
- アクセス:JRバス「石ヶ戸」下車すぐ
【12:30】渓流沿いのレストランでランチ
散策後は渓流を眺めながらのランチを。
「石ヶ戸休憩所」では軽食を、「奥入瀬渓流ホテル」では地元食材を使った本格的な料理が楽しめます。
十和田牛やヒメマス料理は必食。
自然に包まれながらの食事は、格別のひとときを演出します。
- 予算:1,000円~2,500円程度
- 営業時間:10:00~15:00頃(店舗により異なる)
- アクセス:JRバス「石ヶ戸」下車すぐ
【14:00】十和田湖観光(遊覧船や乙女の像など)
青森・秋田県境に広がるカルデラ湖。
透明度の高い湖面と雄大な自然が魅力です。
湖畔では高村光太郎作「乙女の像」が有名で記念撮影スポットに。遊覧船に乗れば湖上からの景色も楽しめます。
湖畔散策やカフェでの休憩もおすすめです。
- 入場料:散策無料、遊覧船1,500円~(大人)
- 営業時間:遊覧船 9:00~16:00(季節変動あり)
- アクセス:JRバス「十和田湖」下車すぐ
【16:30】バスで新青森駅方面へ移動
旅の終盤はJRバス「みずうみ号」で新青森駅へ。
奥入瀬や山々の景色を眺めながら、のんびり帰路につけます。
十和田湖から新青森駅まで直行できるので移動も安心。
18時頃には駅到着、新幹線や飛行機への接続もスムーズです。
- 所要時間:約2時間30分
- 運行:JRバス東北「みずうみ号」
- 料金:約3,000円
【18:00】新青森駅到着・解散
1泊2日の青森旅もいよいよフィナーレ。
お土産を買い足すなら駅ナカ「旬味館」がおすすめ。
りんごや地酒、ねぶたグッズまで揃っています。
新幹線なら東京まで約3時間、札幌へは新千歳空港経由も可能。
公共交通利用でも大満喫できる青森旅行の終着点です。
- 所要時間:東京まで約3時間(新幹線)
- お土産:旬味館、新青森駅構内ショップ
宿泊場所のおすすめ(アクセス便利&コスパ重視)
駅近ビジネスホテル系
宿名 | 特徴 | アクセス | 料金目安 |
---|---|---|---|
ダイワロイネットホテル青森 | 清潔感・設備充実、観光&ビジネス向け | 青森駅徒歩5分 | 7,000円~ |
アートホテル青森 | 駅近&郷土料理の朝食が人気 | 青森駅徒歩10分 | 8,000円~ |
ダイワロイネットホテル青森:清潔感と設備が整ったホテルで、観光・ビジネス双方に便利。駅近で飲食店も多く、コスパ重視派に最適。
アートホテル青森:落ち着いた客室と郷土料理を楽しめる朝食が魅力。市内観光にアクセス良好で快適な滞在が可能。
温泉宿・ご当地体験系
宿名 | 特徴 | アクセス | 料金目安 |
---|---|---|---|
酸ヶ湯温泉旅館 | 千人風呂が名物、秘湯感満点 | 青森駅からバス1時間 | 10,000円~ |
八甲田ホテル | 八甲田の大自然リゾート | 青森駅からバス1時間 | 15,000円~ |
酸ヶ湯温泉旅館:木造の大浴場「千人風呂」と乳白色の湯が名物。歴史と秘湯感を体験できる宿。
八甲田ホテル:ログハウス風の建物が印象的なリゾート宿。温泉と青森食材を使った料理を堪能できる贅沢ステイ。
よくある質問
- 車なしでも奥入瀬渓流や十和田湖を楽しめますか?
- はい、JRバス東北「みずうみ号」が新青森駅~奥入瀬渓流~十和田湖を結んでいるので便利です。
- 荷物はどうすればいい?
- 新青森駅や青森駅にはコインロッカー・手荷物預かり所があるので身軽に観光できます。
- 1泊2日で忙しすぎない?
- ややタイトですが効率よく回れるルート。公共交通利用なので移動中も快適です。
- ベストシーズンは?
- 新緑の5~6月、紅葉の10月、冬の樹氷シーズンが特におすすめ。
- 食事は予約が必要?
- 青森市内は予約不要ですが、奥入瀬や十和田湖周辺は混雑するので宿泊先での夕食利用が安心です。